赤本の使い方

 

 

こんにちは、ゆーきです。

 

 

今回は赤本の使い方について

書いていこうと思います。

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ところであなたは

赤本をどうやって使ってますか?

 

「時間を測って1年分解く」

こんな使い方をしてる人が

大半じゃないでしょうか?

 

もちろん悪くはないですが

それだけでは時間の無駄です。

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赤本に収録されている入試問題とは

大学からのメッセージです。

 

 

その意味を考えず闇雲に解いているだけでは

使う時間の割に成果は少ないです。

 

試験までの時間は限られています。

 

非効率的な勉強ばかりしていたら

必ず落ちます。

 

 

逆にメッセージの意味を吟味して

赤本を効率的に利用すれば、

志望校にぐっと近づきます。

 

 

僕の知る限り、

現役で東大などの難関大学に合格する人で

赤本をただの過去問集として使っていた人は

1人もいなかったです。

 

いかに効率的に勉強するか。

 

受験でいい結果を残したいなら

これに尽きます。

 

では具体的に

どうやって赤本を使えばいいのか?

 

そもそもですが

赤本は夏休みが終わった

9月頃からやりはじめましょう。

 

その前からやっても

基礎ができていないので

効果は今ひとつです。

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さて、気を取り直していきましょう。

 

赤本は3ステップで取り組んでいきましょう。

 

 

 

STEP1 傾向を知る

 

「赤本を使って傾向を掴め」

と先生やチューターから

言われた経験はないでしょうか?

 

僕も現役の時に言わましたが、

言ってることが抽象的過ぎて

何すればいいのかわからなかったです。

 

なので具体的には

次の4つの観点で過去問を

見てみてください。

 

試験時間と問題数
配点
毎年の共通点
頻出分野はなにか

 

 

僕が受験した名大の理系数学なら

試験時間150分で大問4つ。

問題ごとに配点の差はない。

微積はほぼ毎年出題されてる。

確率やベクトルもよく出題されてる。

 

こんな感じにざっくりと

特徴を挙げてみましょう。

 

これだけでも十分傾向を

把握してることになります。

 

また段階で実際に問題を解く必要はありません。

 

 

STEP2 対策を考える

 

傾向が掴めたら、

入試問題を攻略するための

対策、戦略を立てましょう

 


例えば、
名大理系数学では4つの大問に

ほぼ毎年微積が含まれています。

確率、ベクトルも頻出分野です。

 

このような傾向なら、

数学は微積、確率、ベクトルを重点的に

勉強した方が効率的です。

 

別の例を挙げると、

東北大の化学は問3で

有機化合物の構造決定問題が

毎年必ず出題されます。

 

なので構造決定問題を

完璧に解けるようにしておけば、

化学の1/3の点を確保できます。

 

 

このようにして

何を重点的に勉強するべきか

逆に、何を捨てるべきかなど

傾向をもとにして戦略、対策を考えましょう。

 

 

STEP3 問題を解く

 

STEP2で対策・戦略が決まったら

実際に赤本やその他の問題集を使い

実際に問題を解いていきましょう。

 

さきほどの東北大の化学なら

各年度の問3だけを解いたり、

別の大学の赤本や問題集の

構造決定問題を解くのがいいでしょう。

 

 

 

さて赤本の使い方が分かったら

志望校の赤本を用意して

さっそくSTEP1、2をやってみましょう。

 

STEP3は時期が来たらで大丈夫です。

 

先程もいいましたが赤本を解くのは

基礎固めが終わった秋からにしましょう。

 

1匹目のポケモンを貰ってすぐには

四天王に挑戦は出来ません。

まずは全国のジムリーダーを倒しましょう。

 

 

 

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